妙見石原荘
鹿児島県妙見温泉天隆川渓流沿いの宿 妙見石原荘
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温泉>「8・6水害」で「黄金湯・天降殿」は出来た

「8・6水害」で「黄金湯・天降殿」は出来た
 
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1993(平成5)年8月6日、鹿児島市内周辺は「100年に一度」という豪雨に見舞われた。

がけ崩れがあちこちで起き、市街地は水浸しになった。「8・6水害」と呼ばれている。妙見では、その後くすしき国の虹のつり橋などが完成して、治水工事がすすみ、天降川渓谷の水害の危険度は小さくなってきた。しかし、あの悪夢の8・6水害の前後は、妙見温泉でも天降川が増水して、大きな被害を受けた。妙見石原荘でも本館の地下にあった大浴場が三度、四度と浸水し、泥出しと後片付けに大変な思いをした。それがきっかけで、かねてからの懸案であった大浴場棟の建設を決断することになる。そして、1994(平成6)年2月に大浴場棟「黄金湯・天降殿」が竣工した。
設計・施工をお願いしたのは寒川商業建築研究所の寒川登先生。描かれた「黄金湯・天降殿」の姿は、いつのまにか、いつまでも語り継がれる妙見石原荘の文化に育ち始めている。

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コロネード感覚の渡り廊下

霊峰霧島山系に抱かれ、天孫降臨の地として名高い神々の地 高千穂峰 鄙びた温泉郷妙見の里に立地する。

四季を通じ、古くから黄金色の湯として湯あみ客に親しまれてきた石原荘。6期にわたる本館の改装工事を経て、湯治宿から、鹿児島の賓客接待処として旅の宿・名選にあげられ、話題を呼んでいる。

緑深い天降川(あもりがわ)の渓谷に、自然のままの姿を残す露天風呂などを生かし、このたぴ本館より100mの渡り節下でつないだ大浴場「天降殿(あもりでん)」を完成、新しい温泉文化を意図した。

「天降殿」の由来は、天孫降臨の地高千穂峰霧島山中に源を発し、妙見温泉を経て、錦江湾へと下る「天降川」にちなんで、ネーミング。

幕末、寺田屋事件で九死に一生を得た龍馬が、恋女房のお龍を連れ、生涯でもっとも楽しい時期をすごしたという霧島の地。

この妙見石原荘の裏山には、古事記・日本書紀にみる日本武尊や熊襲に由来する「熊襲の洞穴」もあり、神々の郷として、古今の歴史や、いにしえの伝説に彩られた物語性をコンセプトに展開。緑・風・光に触れ、山ふところに包まれた心身の憩いの場として、新しいリゾート文化を意図した。

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煙抜きの塔屋をアクセントとして、寄せ棟・方形の屋根フォルムに、さわやかな現代性を表現.コロネード感覚の渡り廊下は、中程で、飲泉場を設け、あずまや的間合いを付加。
本館とこの温泉棟とを豊かにつなき、周辺の環境と調和、石原荘の懐を広げるよう横につなぐ連続感を重視した。

ロゴマークは、天狗のうちわ。懐かしい日本昔話を素材に、洒落や粋を求めた。大浴場の壁面彫刻は、「夢の泉−浪漫大夢」「皇神伝説一恋歌」をテーマに、彫刻家・池川直氏に協力を項いた。内部は随所に数奇屋のデイテール表現をみせながら、洋風テーストを付加。国際リゾート社会へのアプローチを図った。

日常の喧騒から離れ、心身のリフレッシュがますます望まれる現代社会、古い文化と新しい時代感覚が調和する新しい日本の温泉リゾート。人と温泉の新しい物語として、石原荘のポリシーでもある「ぬくもりの宿」をそのままデザインコンセプトとした展開である。
(寒川 登)

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妙見温泉は、古くから湯治場としてにぎわったところで、鹿児島空港から15分、まだ豊かな自然が残っています。
大自然の恵みである温泉が心身に良いことは誰もが経験的に知っていることですが、その日本文化の源流ともいえる温泉文化をおざなりにしてきたという反省から、大浴場棟「天降殿」を計画しました。

ストレス社会の現代人が求めているのは、−泊宴会型温泉だけではなく、休養・保養と高齢化からくるリハビリのための温泉地だと考えています。「天降殿」は、くり返し訪れて心身のリフレッシュを図るという本来のクアリゾートを実現するために不可欠の投資でもありました。

天降川の緑なす渓谷美を眼前に浴室の壁面レリーフや天狗の羽根扇など、神々の郷としてのイメージは、広くお客様の共感を得ています。

ラウンジ「天の原」で憩って項く姿や杉木立ちの散策風景、また、とりわけ緑風を感じながら、自然の中に歩を進める渡り廊下の風情は、この妙見石原荘の最大の付加価値だと思っています。

 

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妙見石原荘 〒899-5113 鹿児島県霧島市隼人町嘉例川4376番地 TEL:0995−77−2111 FAX:0995−77-2842

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