新燃岳噴火について当館周辺の現況
先日より報道されおります新燃岳についてですが、
火口から当館までは直線で15Km以上も離れております。
3月1日に噴火が確認されてから一週間が経ちますが
当館で降灰が確認されたのは3月6日の午後のみです。
うっすらと車の上に積もり、走れば吹き飛ぶくらいのものでした。
鹿児島市内に桜島の降灰があるのと同じくらいです。
報道されている霧島温泉郷とは10Km以上の距離があります。
ただし、風向きの影響もあります。
爆発音や空振を感じることもありませんし、火山性ガスの臭気を
感じることももちろんありません。
当館の源泉についても現在、温度や色などの変化はありません。
また、3月6日には降灰が鹿児島空港でも多かったため
飛行機の欠航がありましたが、その後通常通りの運行でした。
周辺の観光については、えびの高原等一部通行止めの区間は
ありますが、霧島温泉郷や霧島神宮、道の駅、アートの森など
通常通りの営業をしております。
私どもの温泉も霧島の火山活動によって生まれているものです。
この霧島の自然の営みに感謝しながら、一日も早く火山活動が
平穏になるのを願っております。